里を代表する秋の風味、丹波篠山黒枝豆
丹波黒大豆が成熟して黒豆になる前の青く若い枝豆が丹波黒枝豆です。
一般に出回っている枝豆とは一味違い、特有の深い甘味とコクがあります。
ご賞味いただける期間がごく短く限られており、丹波篠山の秋の味覚として珍重されています。
黒枝豆をご紹介
黒枝豆の特徴
丹波篠山黒大豆は一般的な黒豆より1か月も長い成熟期間で、大粒かつ濃厚な味わいとなっています。
これには、長期間栄養を吸収できるように根を張らせる技術が必要で、肥沃な大地と土づくり、他にないほど高く株元へ土寄せを行い、支柱を立てるなど手間暇、そして深い霧に包まれる盆地の寒暖差が甘くもっちりとした大粒の秘密です。
丹波篠山の黒豆栽培は、300年も前に始まり先人たちの知恵と努力で、大粒で優良な系統を育て水不足でも良い豆ができるように技術を磨いてきました。
その伝統的な農業・文化・農村景観とこれらを守り継いでいこうとする「支え合いの風土」が、残すべき貴重な<日本農業遺産>として、国に認定されました。
丹波篠山黒枝豆の魅力
料亭や遠方の人々に愛され、短い期間でしか食べられないだけあって、≪幻の黒枝豆≫とも呼ばれ、直売所には行列ができることも。
大粒で甘く、もっちりとして“最高級品”とされる「丹波篠山黒大豆」ですが、その完熟前の若さやが「黒枝豆」です。
黒豆特有の深い甘みと濃厚な旨味、格別風味がありぷっくりとした大粒が特徴です地元はもちろん、当区からのリピーターに愛されています。
収穫期と味わい
収穫適期は10月の上旬から2、3週間で日に日に食感が変わっていきます。
10月上旬 | さっぱりとしたさわやかな甘さが味わえます |
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10月中旬 | 甘みが増しもっちりとした食感が楽しめます。 |
10月下旬 | 濃厚な甘さと、黒豆の風味が味わえます。 |
ゆで時間の目安
- 【10月上旬】10分前後
- 【10月中旬】15分程度
- 【10月下旬】20分程度
主な栄養素
- ビタミンB1B2
- タンパク質
- 食物繊維
- イソフラボン
- アントシアニン
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